僕は友達が少ない⑪ / 平坂読 著
僕は友達が少ないの11冊目。
図書館で借りてきた。
"僕は友達が少ない"もこれで最終巻。
正確には短編集がもう1冊あるが、本編はこれで終了。
ちょっと"人付き合い"、"友達"に考えさせられたエンディングだった。
◆ラノベ感想
隣人部と辞めた幸村と付き合いだしてから、卒業までのエピソード。
星奈に続き、夜空からの告白も断り、理科とは"友達"の関係。
理科と幸村は対立。
幸村に付き合って1年目のクリスマスイブを2人で過ごすか、隣人部と一緒に過ごすかの選択で
隣人部を選び、振られた幸村が再入部して再び7人の隣人部に戻る。
マリアの最後の挨拶と、夜空、幸村、理科の「その後・・・」が印象に残った。
※星奈が無かったのは、親の跡継ぎになるからか?
自分のことだが、こう年を取ると、遊ぶ友達がいなくなる。
地元とは、大学、就職で関係が続かなくなり、連絡が途絶える。
仕事関係はどこまでいっても仕事関係。
転職したり、仕事が終わればそれっきり。
ネットが発達してツイッターやブログ、ゲームでの相手は、そもそも友達では無い。
付き合いの残っている学生時代の部活仲間も、何年たっても「レギュラーと補欠」という部分があり
対等にはならない。
なんか、自分の中高生の時のことを思い出し、"友達のフリ"をお互いにしていたのか?と
最終巻を読み終え思ってしまった。
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