僕は友達が少ない⑨ / 平坂読 著
僕は友達が少ないの9冊目。
図書館で借りてきた。
◆ラノベ感想
だいぶ隣人部内の関係が変わった1冊だった。
星奈とは告白を受けるが付き合わず、夜空は一人落ちていき小鳩と仲良くなる。
幸村は、あっさり部外で友達を作り、
唯一、理科のみ本来の目的である"友達"のポジションに落ち着く。(一緒に混浴に入る中だが)
もしかして主人公1人に対してヒロインが4、5人いるハーレム設定で話を進めるのは、
ヒロインが1人より難しいのかね?
この巻だけでも、星奈に告白した後に、幸村に好意を持ち、理科と混浴に入り抱きつかれる。
夜空からは好意を持たれているが「重い。」と意識する。
最後の着地地点(誰と付き合うか)がまだ見えてこない。
全員に対して平等に好意を持つ、告白、付き合うタイミング、そして全員を納得させる。
凄く可能性の低いチャンスを繋いでいかなければハーレムEDにはたどり着かないし、
少しでもその設定に納得できなければ、読者からは酷評されてしまう。
ゲームだとハーレムEDは、"おまけ"のような扱いだが、
実は一番作者側にとって難しいエンディングなのかね。
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